
「気乗りしない相手からデートに誘われてしまった…」
「デートを断りたいけれど、上手な口実が思いつかない…」
あまり乗り気でないなら、行ってから後悔したり変に相手に期待を抱かせたりするよりも、できれば先に断っておきたいですよね。
しかし、共通の友人がいる相手や職場関係の付き合いがあると、断りにくくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな方のために、デートを断る時の理由や伝え方をご紹介します。
すぐに使いやすい例文もご用意したので、困った時はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「断り方」が相手に与える印象を左右する
まずお伝えしたいのが、誘いを「断る」ことよりも、その「断り方」が相手に与える印象を左右するということです。
無理にすべての誘いをOKしていると、自分の身も心も消耗してしまいます。
なのでデートを断ること自体は何も問題ありません。
しかし、相手の好意で誘ってもらったデートは、できるだけ相手を不快にせずに断るのがマナー。
特に友人関係や職場関係の人の場合はその後も関係が続くことを考えると、悪い印象を持たれることは避けたいですよね。
そのため、デートの断り方には注意が必要です。
断り方次第で、相手に悪い印象を与えることなく関係を良好に保つこともできますよ。
デートの上手な断り方【相手が脈なし男性/脈なし女性の場合】
相手を不快にさせずに、デートを断るために使える理由を紹介します。
例文付きなので、相手に伝える時の参考にしてくださいね。
断わり方1.先約があると伝える
相手から日程を提示されている場合は、先に予定が入ってしまっていることを理由にお断りすることができます。
大抵の場合はそれで引き下がってくれるはずです。
【例文】先約を理由にデートを断る場合
先約を理由にデートを断る場合の例文は以下の通りです。
- 「ごめんなさい、その日はあいにく予定が入ってしまっていて…」
- 「ちょうどその日は先約が入ってしまっていて行けないや…」
空いている日を聞かれたときの対処方法
相手から都合がいい日を聞かれて困ってしまう場合もありますよね。
空いている日を聞かれるのは、次のデートに誘おうとしている場合がとても多いです。
そこで空いている日を伝えてしまうと、またデートを断る理由を考えなくてはいけなくなってしまいます。
そんな面倒くさいことを避けるためにも、その気がない相手に対してははっきり休みを伝えないほうが吉。
- 「最近忙しくて、次の休みがまだわからない」
- 「まだシフトが決まっていなくて…」
このように、予定が立てにくいことをやんわり伝えましょう。
断わり方2.仕事や試験で忙しいと断る
忙しいことを理由にするのは、相手のプライドをあまり傷つけずに断ることができる断り方です。
察しのいい相手であれば、脈ナシなことにも気づいてくれます。
しかし仕事や試験を理由に断る場合は、相手への口止めや周りの友人と遊ぶときの言動にも注意が必要です。
【例文】仕事・試験を理由にデートを断る場合
仕事・試験を理由にデートを断る場合の例文は以下の通りです。
- 「ちょうど仕事が忙しくなりそうだから難しいかも…」
- 「資格の勉強をしたいので、今は出かけるの控えているんです。ごめんなさい。」
断わり方3.他の子も誘っていいか聞いてみる
二人で会うのは乗り気になれないけど、これからも友達として良好な関係のままでいたいという場合は、他の子を誘ってもいいか聞いてみるのも一つの手です。
あくまでも友達同士として付き合っていきたいという意思表示になります。
「他に誰誘おっか?」とデートだと思っていないフリをすることで、相手も脈ナシを察してくれるはずです。
【例文】他の子も誘っていいか聞く場合
他の子も誘う場合の例文は以下の通りです。
- 「おお、いいね!〇〇とかも行きたいって言ってたからみんなで行こうよ」
- 「他に誰誘おっか?連絡するよ〜!」
- 「どうせならこの前のメンバーみんなで行きませんか?」
デートの上手な断り方【直前の場合】
デートの直前になって、どうしても行けなくなってしまった場合。
無断キャンセルはどうしても相手からの印象が悪くなりがちなので、行けなくなった/行きたくなくなった時はできるだけ早めに相手に伝えましょう。
ドタキャンでもできるだけ悪い印象を与えないために、使える理由を例文付きでご紹介します。
断わり方1.急な仕事が入ったと言って断る
仕事を理由にデートを断るのも手です。
詳しく仕事内容を知っている場合や、相手が職場の人の場合は注意が必要です。
【例文】仕事を理由にデートを断る場合
仕事を理由にデートを断る場合の例文は以下の通りです。
- 「急に対応しなければいけない案件が発生して遅くまでかかりそうなので、会うのは厳しいかも…」
断わり方2.体調不良を理由に断る
体調不良は誰にでも起こり得るもの。
これを言われると、だいたいの人は引き下がることしか出来ないはずです。
しかし相手に心配をかけてしまうこともあるため、使いすぎにはご注意を!
【例文】体調不良を理由にデートを断る場合
体調不良を理由にデートを断る場合の例文は以下の通りです。
- 「朝起きたら熱が出てしまって、ちょっと今日は行けそうにないです…。」
- 「喉が痛くて声が出なくなってしまったので、風邪うつしちゃうと悪いし今日はなしにしてもらってもいい?」
デートの上手な断り方【好きな人が相手の場合】
少し気になっている人や、好きな人からの誘いをやむを得ず断らなければいけないシチュエーションもあると思います。
まだ関係が浅い段階だと、デートを断ったことで相手から「もう誘わないほうがいいのかな?」と思われてしまう可能性も…。
もし相手が気になっている人なのであれば、相手にまたデートに誘ってもらえるような工夫をしましょう。
そんなときに工夫できるポイントを紹介します。
断わり方1.かわりに行ける日をこちらから提示する
相手から提示された日に都合が合わない場合は、こちらから行ける日を提示してみましょう。
その日に変更できるかもしれませんし、できない場合でも「行きたいと思ってくれているんだな」と思ってもらうことができます。
まだ具体的に空いている日が決まってないという場合は、「来週くらいには予定が出ると思うので、その時また連絡してもいいですか?」という伝え方でもいいですね。
【例文】かわりに行ける日を提示する場合
代わりに行ける日を提示する場合の例文は以下の通りです。
- 「お誘いありがとう!けど、その日はあいにく予定があって…。◯日とかだと空いてるんだけどどうかな?」
断わり方2.断るときにフォローの一言を添える
誘いを断るときにフォローの一言を添えるのも大切です。
それだけでも、断られた側からみると好印象にうつります!
「誘ってくれてありがとう」「また誘って」などの一言を添えることで、さりげなく好意があることもアピールできるのでオススメです。
【例文】断る時に使うフォローの一言
断わる時に使うフォローの例文は以下の通りです。
- 「誘ってくれたの嬉しかったです!」
- 「また誘ってくれると嬉しい!」
デートの上手な断り方【彼氏/彼女が相手の場合】
パートナーからのデートの誘いを断らければいけない時もあるかもしれません。
デートの断り方によっては相手に不信感を抱かせてしまったりすることも…。
関係を悪化させずにデートを断るために気をつけることは次の2つです。
断わり方1.行けない理由を具体的に伝える
理由を明確にしないで断ると、相手にマイナスな憶測や勘違いをさせてしまうことにも繋がります。
パートナー相手の場合は、デートを断った理由を具体的に伝えましょう。
正直に理由を話せば、相手も理解してくれるはずです。
ただし伝える「断る理由」は、相手が納得できるような理由を選ぶようにしましょう。
たとえば「その日は友だちと遊ぶから」という理由だと、相手からしてみれば「友達よりも大切にされてないのでは?」と思ってしまう可能性があります。
そんな時は、家族との用事や仕事を理由として伝えたほうがいいかもしれません。
断わり方2.行きたい気持ちはあることを伝える
相手からしてみれば、ただデートを断られるだけだと、あまりいい気分はしません。
そういう時こそ、相手への気持ちを伝えるようにしましょう。
「デートに行きたいと思っている」「会いたいと思ってる」という気持ちを伝えれば、相手の不安な気持ちを晴らすことができるはずです。
デートを断ってからの行動にも注意!
体調不良や忙しいことを理由にデートを断ったときは、その後の行動にも注意が必要です。
理由があって断ったのにも関わらずInstagramのストーリーやTwitterをたくさん更新していると、嘘をついたのが丸わかりに!
デートを断ったという行為以上の悪印象を抱かせてしまいます。
もしデートを断った相手とSNSで繋がっている場合は、その日は発信にも気をつけたほうがよさそうです。
これはダメ!デートを断る時のNG行動
ひとくちにデートを断ると言っても、断り方によって相手に与える印象は変わります。
デートを断ったことで相手に悪い印象を与えるのは避けたいですよね。
そこで、デートを断るときに避けたほうがいいNG行動をご紹介します。
NG1.バレバレな嘘をつく
仮病や嘘の用事を理由にデートを断ることは仕方ないです。
しかし相手にもバレバレな嘘だと、デートを断ったこと以上に「嘘をつかれた」という印象が強くついてしまいます。
今後も恋愛以外の場面で関係性が続くことを考えると、そこで信頼を失うことは避けたいですよね。
また、安易に他の人の名前を出して口実をつくるのもNG。
他の人に迷惑をかける可能性がある嘘はやめておきましょう。
NG2.曖昧な返事をし続ける
相手に悪いからと、YESともNOとも言わず曖昧な関係を続けるのも避けたほうがいいでしょう。
自分はその気がなくても、相手に期待を抱かせてしまう可能性があります。
相手のためにも、時には自分の意志をはっきり伝えることも必要です。
NG3.誘いを完全スルー、無視する
LINEなどでの誘いを未読無視するのもNGです。
相手は勇気を出して誘ってくれたはず。
相手の立場からすると、未読無視は断られるよりも辛いもの…。
友人関係や職場関係で再び会うことになった時も、かなり気まずくなってしまいます。
行けないのであれば早めにその意志をきっぱり伝えましょう。
デートの断り方に関するQ&A
デートの断り方に関するQ&Aをまとめました。
Q1.2回目のデートを上手に断る方法は?
2回目のデートに誘ってくるということは、それだけ相手は自分に本気だということ。
なので断る際は、その気がないことを伝えるためにも、曖昧な返事をし続けるのはやめましょう。
2回目のデートを上手に断る際に大事なポイントは、「感謝の言葉」を伝えることです。
「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人はいません。
相手をあまり傷つかせることなく断ることができます。
「デートに誘ってくれてありがとう。気持ちは嬉しいけど、気になる人ができたので遊べません」など・・・。
感謝の言葉とともに、相手の気持ちに応えることができないことを伝えられると、穏やかに断ることができます。
Q2.どうしてもしつこく誘ってくる場合の対処法は?
何度もしつこくデートに誘われるとうんざりしてしまいますよね。
マイナビウーマンの調査によると、男性からのしつこい誘いに困ったことがある女性は約77%もいることが分かりました。
多くの女性が悩む問題であることがわかります。
引用:マイナビウーマン
大抵の相手は、何度か誘いを断っていくうちに脈ナシなことを察するでしょう。
それでもしつこく誘ってくる相手には、ストレートに嫌だと伝えることも必要です。
詳しくその理由を述べる必要はありませんが、2人では出かける意志がないことを真面目に伝えれば、さすがに相手も引き下がるはず。
職場関係の人なら、周りの人に根回しして徐々に迷惑だということを伝えるのも手です。
まとめ
- デートを断る行為以上に、「断り方」が相手に与える印象を左右する
- 相手を傷つけずに、自分の意志を伝えることが大切
- その気がない相手に対してはデートを上手に断ろう