倦怠期を乗り越える方法

「倦怠期をどう乗り越えれば良いのか分からない」

これはどんなカップルでも1度は悩む問題です。

そんな悩みを解決するために倦怠期を乗り越える方法や、不満の対処法などを整理しました。

辛い倦怠期を乗り越えて、付き合い始めの頃よりも仲の良いカップルになってみせましょう!

カップルが倦怠期に入る時期や原因はなに?

「倦怠期」はどんなにラブラブなカップルにも訪れる恋愛の通過点です。

お互いのことを理解できているからこそ、陥ってしまう状態と言えます。

だからこそ、倦怠期を上手に乗り越えれば、信頼し合える仲のよいカップルになることができます。

なので、倦怠期中だからといって悲観的になる必要はありません。

倦怠期は、本人たちの努力次第で乗り越えることができます。

乗り越え方のコツや、恋人に対する不満の対処法、倦怠期中のNG行動を知って、辛い倦怠期を抜けだしましょう!

まずは、カップルが倦怠期に入る時期や原因から紹介していきます。

付き合ってから3ヶ月頃|相手の悪い部分が見え始める

最初の倦怠期は付き合って3ヶ月頃に訪れるとよく言われています。

付き合い始めのドキドキしていた気持ちが薄れ始めて、新鮮味がなくなるのが3ヶ月頃だからです。

またこの時期は、お互いの性格や価値観がある程度見え始める頃でもあります。

そのため「思ってた感じと違う」、「合わないなあ」など、付き合う前には気づかなかった相手の悪い部分にも気づいてしまいます。

このように相手の悪い部分が原因で倦怠期を迎えている場合は、一旦乗り越えても再び倦怠期が訪れるのが早かったり、別れを選ぶ可能性が高いです。

自分が相手とこれからどうなりたいのかよく考えてから、本当に倦怠期を乗り越えたいのか決断しましょう。

付き合ってから1年頃|マンネリ状態に注意

1年も付き合えば相手のことを熟知し始めます。

そのため一緒にいてもドキドキすることは、ほぼなくなってくる頃です。

喧嘩も付き合い始めのようなハラハラ感はなく、なんとなく仲直りできることも多くなってきているでしょう。

穏やかな関係ですが、その反面、面白みを感じないため「マンネリ」状態になってしまいます。

そのため、新鮮味を求めて浮気をしてしまう方も少なくない時期です。

付き合ってから2年目以降|「情」で付き合っている可能性もある

お互いの事を知り尽くして、夫婦のように熟知してくる頃です。

相手の行動や趣味嗜好などに、付き合い始めの頃のような興味はなくなってきてしまいます。

そのため、相手を愛しているのか、ただの情で付き合っているのか分からなくなってくることも…。

自分自身の気持ちを見つめなおして、本当に相手のことが好きなのか考える必要があります。

あなたの倦怠期のマンネリ度はどのくらい?

倦怠期だなと自覚できている人もいれば、なんとなくそうなんじゃないかなと思っている人もいます。

倦怠期に入る主な原因は「マンネリ」です。

自分たちのマンネリ度がどのくらいかわかっていると、倦怠期から抜けだす努力がしやすくなります。

倦怠期を乗り越えるための参考に、チェックしてみてくださいね。

自分たちに当てはまるほど、マンネリ度が高い可能性があります。

マンネリ1.恋人へ感謝の気持ちが減っている

恋人がしてくれた些細なことにも「感謝」の気持ちを持っていますか?

恋人の行動に対して「やってくれて当たり前」という気持ちになっていたら要注意!

ありがたみが薄くなってしまっている証拠です。

知らず知らずのうちに、恋人に雑な態度・言動を取ってしまっている可能性があります。

マンネリ2.いつも同じようなデートプランになっている

付き合ったばかりの頃は、相手に喜んでもらうためにデートプランを練っていたと思います。

それがいつの間にか、同じような場所・内容のデートを繰り返していませんか?

マンネリ度が高くなってくると、相手を喜ばせたいというモチベーションが下がります。

そのため毎回同じようなデートプランになってしまいがちです。

マンネリ3.イベント・記念日が嬉しくない

バレンタインデーなどのイベントや、誕生日などの記念日を、ワクワクした気持ちで迎えていますか?

付き合い始めの頃は「どんなお祝いをしようか」「どんなプレゼントをあげようか」と、ワクワクしていたはずです。

倦怠期に入ると興味が薄れ、準備などが面倒くさいと思ってしまいがち…。

イベントや記念日を嬉しい・楽しみだと思えなくなったら要注意です。

マンネリ4.愛情表現をしていない

付き合い始めの頃は伝えていたり、表現したりしていた愛情表現を、今でも恋人にしていますか?

倦怠期は恋人の存在を当たり前だと思ってしまう人が多いです。

そのため、恋人に対する愛情表現がしなくなる人が多くなります。

愛情表現ができていないのは、マンネリサインの一つです。

いくら付き合いが長くても、相手に伝わる形で愛情表現をしないのはNG。

マンネリ5.面倒くさいと思う瞬間がある

恋人の存在を面倒くさいと思ったことはありませんか?

  • 忙しくてもつくっていた恋人との時間を作らなくなった
  • 電話やデートをするのが面倒くさい など……

このように恋人との時間を面倒くさい・苦痛と感じるようになるとマンネリ度はかなり高いです。

【倦怠期を乗り越える方法】マンネリを抜け出すためにできる5つのコツ

「マンネリ状態の倦怠期を抜けだして、付き合い始めの頃の様に戻りたい」

でも、どうやって倦怠期を乗り越えればいいのか分からないですよね。

そんな悩みをもつカップルに実践してもらいたい倦怠期の乗り越え方を、5つのコツにわけてまとめました。

コツ1.素直に気持ちを伝え合う

倦怠期を乗り越えるために大切なことは、素直になることです。

「〇〇なんだろうな」

「〇〇なのかな?」など・・・。

付き合いが長くなるにつれて、相手の気持ちを憶測で考えてしまっていませんか?

これは倦怠期ですれ違いが起こる原因のひとつです。

思っていることはきちんと相手に言わなければ伝わりません。

お互い素直になって本音で話すことが、倦怠期を乗り越えるために必要な行動になります。

コツ2.いつもと違うデートプランを考える

倦怠期の大きな原因がマンネリです。

このマンネリは、パターン化してしまっているデートプランを変えるだけで解消することができます。

  • 少し遠出をする
  • 2人で旅行をする
  • 2人でアクティビティーに挑戦する など……

いつもと違う新鮮なデートをすることで、マンネリ状態を抜けだすことができます。

またデートプランを変えることで、恋人の新たな一面を発見することもできますよ。

コツ3.自分磨きをして魅力をあげる

倦怠期を乗り越えるために、自分磨きを頑張ってみましょう!

  • ダイエットする
  • ジムに通って体を鍛える
  • ヘアメイクの研究をしてイメチェンをする
  • 資格取得に挑戦してみる など……

自身の内面・外面を磨くことにより、新たな一面を恋人に見せることができます。

自分磨きは新鮮さを取り戻すきっかけになるので、ぜひ実践してみてください。

倦怠期を乗り越えるだけでなく、自身の魅力をあげることもできるのでオススメです。

コツ4.恋人を褒めたり、感謝の気持ちを伝える

恋人に感謝の気持ちを伝えたり、褒めたりしていますか?

付き合い始めの頃は些細な事でも伝えていた感謝の気持ちも、付き合いが長くなるにつれて、だんだんと伝えなくなることが多くなってきます。

そして、「かっこいい」「可愛い」「凄い」など、彼氏・彼女を褒めることも少ないのではないでしょうか?

感謝の気持ちや自分を褒めてもらえる言葉は、どんなに付き合いが長くなっても嬉しいものです。

倦怠期で伝えることが少なくなったいま、改めて言葉にして伝えることで、相手をドキドキさせることができますよ。

コツ5.恋人の趣味に付き合ってみる

恋人の趣味に付き合ったことはありますか?

倦怠期に入って悩んでいる今だからこそ、恋人の趣味や好きなものを一緒に楽しみましょう。

共通の趣味ができることによって、お互い恋人に会うのが楽しみになってきます。

会話も自然と楽しくなり、デートプランの選択肢も広がっていくはずです。

趣味や好きなことがとくにない場合は、2人でできる趣味を見つけていきましょう。

倦怠期中の恋人に対する不満の対処法

倦怠期中は恋人に対する不満が溜まりがちです。

恋人に対する不満やイライラした気持ちの対処法にも悩みますよね。

そんな倦怠期中の恋人に対する不満の対処法をまとめました。

自分の気持ちと向き合う

根本的な原因が分からずに恋人に不満やイライラすることもあるのではないでしょうか?

相手の何が不満なのか

どんなところが嫌だと感じるのか…

この原因を明確にしない限り、同じことを繰り返す可能性は高いです。

自分の気持ちと向き合うことで、相手に対して言いたいこと、対処法が分かってきます。

距離を置いて冷静になる

倦怠期の不満を解消するために、恋人と距離を置くことも大切です。

倦怠期の乗り越え方をいろいろと試してみるのも大事ですが、向き合ってばかりだと疲れてしまうもの…。

離れた状態のほうが冷静な判断ができます。

注意してほしいのは、離れる期間を決めておくことです。

期間を決めずに距離を取ると、そのままの状態がズルズルと続いてしまいます。

期間を決めて離れた方が、自身と相手の事を見つめなおして考えることができますよ。

好きなことを思いっきり楽しむ

恋人への不満を感じたときは、趣味や好きなことを思いっきり楽しむのもアリです。

不満な気持ちやイライラした気持ちのままだと、どうしてもネガティブな思考になってしまいがち…。

楽しんで気持ちをリフレッシュした後のほうが、恋人に対して前向きに向き合えます。

倦怠期のカップルが避けるべきNG行動

倦怠期のカップルが避けるべきNG行動をまとめました。

倦怠期の乗り越え方のコツ、不満の対処法といっしょに実践してくださいね。

NG行動1.浮気を疑う

倦怠期中は、相手からの愛情を感じにくいです。

そのため些細なことでも恋人を信じられなくなってしまうことがあります。

ですが、ちょっとしたことで恋人の浮気を疑うのはNGです。

不安かもしれませんが、疑われる恋人も嫌な気持ちになってしまいます。

倦怠期中はとくに気持ちが離れてしまう原因にもなるので、ちょっとしたことで浮気を疑うのはやめましょう。

NG行動2.イライラしながら話す

倦怠期中は恋人の些細な言動でイライラしやすくなるものです。

そのためイライラしながら恋人に接することが多くなってしまいます。

しかしイライラしたまま話をするのは、相手を嫌な気持ちにさせてしまうのでNGです。

お互い冷静に話し合いができず、楽しく会話をすることが出来なくなってしまいます。

イライラしていると思ったら、気持ちを落ち着かせてから話をしたり、キツイ言い方にならないように意識するなど、気をつけてください。

NG行動3.相手の気持ちを聞かずに行動する

倦怠期を乗り越えるための行動でも注意してもらいたいことがあります。

それは、相手の気持ちを聞かずに行動することです。

例えば、相手を想って練ったデートプランも独りよがりになってしまえば意味がありません。

喜んでもらえると思ったデートプランが、相手にとっては嬉しくない内容だったら悲しいですよね。

「行きたいところ」「やりたいこと」を聞いてデートプランを立てた方が、確実に喜んでもらえます。

自分1人で考えるのではなく、相手の気持ちもきちんと聞いてから行動するようにしましょう。

【倦怠期の予防策】倦怠期を回避しているカップルの特徴って?

一度倦怠期を乗り越えても、また同じような状態になるんじゃないかという不安を持つ方も多いのではないでしょうか?

倦怠期は恋愛の通過点ですが、できれば避けて通りたいですよね。

そこで倦怠期のない・少ないカップルにはどんな特徴があるのかまとめました。

気持ちを素直に伝えている

悲しいときやモヤモヤした時など、自分の気持ちを隠さず相手に伝えられているカップルは、倦怠期になることが少ないようです。

もちろん感謝の気持ちや愛情表現も、きちんと言葉にして伝えています。

自分の気持ちに蓋をせず、お互いに素直になることが倦怠期を回避できるコツです。

お互いを信頼している

お互いを信頼しているカップルは、倦怠期を回避しやすい傾向にあります。

これはお互い愛し合っている自信があるからこそできることです。

そのため付き合いが長くなっても、よい関係を維持しやすいと考えられます。

相手の行動を探ったり、過剰な束縛は倦怠期に繋がってしまうのでNG。

相手への愛情表現を怠らず、信じることが大切です。

倦怠期を乗り越えたいカップルに関するQ&A

倦怠期を乗り越えたいカップルに関するQ&Aについてまとめました。

Q1.夫婦の倦怠期で気をつけることは何?

夫婦に訪れる倦怠期は「慣れ」が主な原因。

夫婦は一緒に暮らす中でお互いの存在に慣れてしまいやすいです。

夫婦の倦怠期で気をつけてほしいことは以下の通りです。

  • 容姿に気を遣う
  • 感謝の気持ちを忘れない

結婚して一緒に暮らすようになると、容姿に気を遣わなくなってきます。

結婚しても妻・夫の前に、女性・男性でいることを心掛けて、相手をドキドキさせる努力をすることが大切です。

また一緒に生活していく中で、家事などはやってもらって当たり前という気持ちになる方が多くいます。

どんな些細な事でも相手への感謝の気持ちを忘れない、思いやりの心をもつことが大切です。

Q2.遠距離恋愛中の倦怠期はどう乗り越えればいい?

遠距離恋愛中の倦怠期は頻繁に会えないこともあって、「どうにかしないと」と思って焦ってしまいますよね。

しかし遠距離恋愛中だからこそ、恋人と距離を取って自分の時間を楽しむのもアリです。

恋愛以外にも充実した時間を過ごすことで気分転換になり、恋人とのことを前向きに考えることができます。

また遠距離恋愛の倦怠期に大きな効果が期待されるのが、自分磨きをすること。

会う機会があまりないため、自分磨きの結果を相手に気づいてもらいやすいです。

自分磨きをすることで新鮮味がでるので、遠距離恋愛中の恋人にドキドキしてもらいやすくなります。

Q3.学生カップルでも試せる乗り越え方はある?

中学生や高校生などの学生カップルだと、デートや自分磨きにあまりお金がかけられないため、試せる対処法が少なくなりますよね。

学生カップルでも気軽に試せる倦怠期の乗り越え方は以下の通りです。

  • 共通の趣味をもつ
  • デートの内容を変えてみる

彼氏・彼女の趣味に興味をもつことで、一緒に楽しい時間を過ごすことができます。

またデート内容をいつもと少し変えるだけでも刺激を感じられます。

いままで行ったことなかった場所に行く、相手の好きそうな場所に行くなど、してみてください。

家にいながらzoomでオンラインデートをする、オンラインゲームデートをしてみるのも新鮮さを感じますよ。

まとめ

  • 倦怠期は誰にでも訪れる恋愛の通過点
  • 素直にお互いの本音を伝え合うことが大切
  • 本人たちの努力次第で、倦怠期は乗り越えられる