
「私の恋愛、どうして長続きしないんだろう…」
「遊ぶ友達がいても、自分に好きな人がいないと寂しい…」
気がつくと恋愛で頭がいっぱいになっていること、ありますよね。
もしかすると「恋愛体質」であることが上手くいかない恋愛に影響しているのかも?
しかし、恋愛に夢中になってしまうあなたも素敵な恋愛はできます!
なぜなら恋愛体質な人は恋に前向きで、上手に発展させられるということ。
この記事では恋愛体質と誤解しやすい「恋愛依存」についても紹介しているので、ふたつの違いを理解して、あなたの理想的な恋愛を叶えましょう!
目次
恋愛体質とは?
「恋愛体質」とは、恋愛に積極的で、人生における恋愛の比重が高い性格のことを言います。
もしかすると、「恋愛中心の生活をしている人」や「恋人に依存しがちな人」とイメージする人もいるかもしれません。
しかし、恋愛体質な人は恋愛にのめり込んでいるわけではありません。
恋のスイッチが入りやすいタイプなので、多くのメリットも実感できるはずです!
あなたも共感?恋愛体質な人の特徴6つ
「もしかして自分も恋愛体質に当てはまるのかな?」
「恋愛体質かどうかわからないけど、自分の性格を深く理解して、いい恋愛をしたい」
そう考えている人も多いはず。
まずは恋愛体質の人が共感する、6つの特徴を整理しました。
特徴1.とにかく惚れっぽい
恋愛体質な人は、とにかく恋愛のスイッチが入りやすいです。
なぜなら他人の良いところを見つけるのが上手だから。
優しい話し方、頼もしい行動、ルックスがタイプなど……。
多くの人が、相手の良いところ知れば知るほど「素敵な人だな~」と思う経験をしたことがあると思います。
恋愛体質な人はこの頻度が高いのです。
特徴2.常に恋がしたい
また恋愛体質の人は「恋がしたい!」と常に思う傾向があるので、恋人や好きな人が途切れないタイプです。
たとえば直感で好きな人にアプローチできたり、失恋で落ち込んでも「きっとまた良い人に巡り合えるはず」と次の恋を探す積極性があります。
恋愛体質な人は、「恋はしなければならないもの」ではなく、あくまでも「恋はしたいもの」と考えています。
特徴3.異性を恋愛対象かどうかで判断しがち
合コンなど出会いの場でなくとも、「この人は恋人としてありかなしか」で異性を判断する傾向にあります。
シカゴ大学のステファニー・カシオッポ博士の研究によると、私たちは初対面の異性を「好き」か「嫌い」か判断する時間は、なんと0.5秒だそうです。
脳内では誰もが「恋愛対象かどうか」を判断していても、恋愛体質な人はこの判断を自覚しやすいのかもしれません。
つまり恋のアンテナを張るのが上手と言えますね。
特徴4.熱しやすく冷めやすい
惚れっぽい反面、冷めやすい特徴もあります。
「特徴① とにかく惚れっぽい」でも述べたように、恋愛体質な人は他人の良いところを見つけるのが上手です。
そのため、好きな人や恋人の嫌な部分が見えてきたり、ドキドキ感が減ってくると、「もっと素敵な人がいる!」と思ってしまいます。
このように恋愛体質な人は、すっぱり恋人と別れる人が多いです。
特徴5.自然に自分磨きをしている
5つめの特徴は、いわば「恋愛努力家」であり、自分磨きが得意なことがあげられます。
なぜなら承認欲求が強い傾向にもあるからです。
好きな人や恋人から愛情を一身にうけると幸せを覚えますよね。
それはときめきや安心を感じると同時に、「自分の価値」を自然と感じられるからです。
恋愛体質な人は「愛される自分」になるために、自然と努力できるのです。
特徴6.恋愛に夢見がち
最後に恋愛体質の人は、いわゆるロマンチストタイプが多いです。
恋愛体質な人は惚れっぽく恋愛経験が豊富であっても、「どの恋も純粋に楽しみたい!」と考えているからです。
好きな人と付き合うたびに「今度こそ運命の人だ!」と思ったり、「特別なこと」に弱かったり……。
このように恋愛体質な人は純粋な部分があるため、自分が理想とする恋愛のカタチを持ちやすいです。
恋したい人は恋愛体質な人を真似てみよう!
恋愛体質な人がいる一方、「なかなか好きな人ができない」という人や「人を好きになる方法がわからない」という人もいます。
恋をしたいと思っている人は、恋愛体質の特徴を真似てみましょう!
たとえば、出会う人の良い部分を探してみたり、自分磨きをしてみるなど……。
いつもより他人や自分自身に興味を持ってみることで、あなたの恋愛のモチベーションも高まるかもしれません。
恋愛体質のメリット4つ
「恋愛体質」の特徴のなかで、あなたに当てはまるものはありましたか?
ここでは、恋愛体質な人が得られる4つのメリットを紹介します。
メリット1.恋のチャンスが多い
恋愛体質な人は、必然的に恋のチャンスが多いです!
なぜなら、恋のアンテナを張ることが上手いうえに惚れっぽいからです。
そして相手との付き合いを無駄だと思わずに、積極的にアプローチできるからです。
また恋のチャンスが多いと、自分と相性の良い人と巡り合う確率も上がると言えるでしょう。
メリット2.魅力的に見える
恋愛は、内面的にも外見的にもあなたを魅力的に見せてくれます!
「最近可愛くなった?」と思った女性に、新しい恋人ができていた経験はありませんか?
好きな人がいると自然に笑顔が増えたり、相手を思いやる素敵な対応ができるようになったり。
実は科学的にも、幸せホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されていて、心身の健康に繋がっています。
つまり、恋愛体質な人は恋愛を通して成長する機会が多いのです。
メリット3.狙った相手を射止めやすい
3つ目のメリットとして、好きになった人と恋愛関係になる可能性が高いです!
恋愛体質な人は、いわゆる「モテ要素」を理解している人が多いからです。
自分の恋愛経験から学んだり、「愛される自分」になるための自分磨きをしている間に、自然とアプローチ方法を身に着けているのかもしれません。
メリット4.色々な価値観を知っている
また恋愛体質の人は、恋愛を通して、自分以外の人の様々な価値観を知ることができます!
友達や同僚よりも恋人の方がより深い関係になるはずです。
さらに恋人関係になったとしても、常にハッピーなことばかり起こるわけではなく、相手に共感できないこともあるでしょう。
すれ違ったときに自分と違う相手の考えに初めて気がつく、理解する、受け入れる……。
このようにして、恋愛はあなた自身の価値観を広げてくれます。
恋愛体質のデメリット3つ
つぎに、恋愛体質な人が感じやすいデメリットについても紹介します。
デメリットを知ることで、あなたの理想的な恋に近づけていきましょう!
デメリット1.遊び目的の人からもアプローチされやすい
恋愛体質な人は、遊び目的の人も引き寄せてしまいがちです。
一度恋愛のスイッチが入ってしまうと、好きな人の良い部分しか見えなくなってしまうことが……。
好きになった相手が、あなたのお金や体目当てだと疑いたくない。
しかしその関係を続けることで傷つくのはあなたなので、「恋は盲目」状態に気を付けましょう。
デメリット2.短命な恋を繰り返しやすい
また短命な恋を繰り返し、一人の恋人と長続きしない傾向があります。
先ほど紹介した「熱しやすく冷めやすい」という特徴からもわかるように、付き合うと気持ちのピークが来てしまい、相手の嫌な部分が見えたり期待はずれが起こると飽きてしまうことも。
恋愛体質な人は「恋愛」=「刺激」と捉えやすいです。
そのため、恋人との間にドキドキ感が少なくなると同時に、恋をしている実感も少なくなってしまいます。
デメリット3.理想が高くなりやすい
様々な恋愛を通して、恋人や結婚相手に求める条件が高くなりやすいです。
恋のチャンスが多いと、自然に「○○な人が良い」と思う機会も増えます。
今の恋人と前の恋人を比べたり、失恋したときに「次はもっと素敵な人を見つける!」と考えがち……。
恋愛体質な人は自然に自分磨きができる反面、相手にも求めてしまう傾向があるのかもしれませんね。
恋愛依存の可能性をチェック!
多くの人が「恋愛体質」と誤解しやすいのが「恋愛依存」です。
ここからは、あなたが「恋愛依存」に当てはまるかチェックしてみてください!
恋愛依存とは?
「恋愛依存」とは、「恋人がいないと自分の生活が成り立たない、恋愛以外に楽しみを見いだせない」状態です。
恋愛体質な人は「恋人との関係を楽しむ」一方で、恋愛依存の人は「恋人がいないとダメになってしまう」のです。
恋愛体質の特徴に当てはまった人は、一歩踏み間違えると恋愛依存に陥る可能性もあるので気をつけましょう。
恋愛依存の特徴4つ
恋愛依存の人の特徴を4つ紹介します。
特徴1.恋愛中心の生活を送っている
恋愛依存の人は恋愛中心な生活を送る傾向にあり、恋人を第一優先にします。
「恋愛依存」=「恋人依存」とも言えるので、恋愛依存の人は恋人がいないとダメと考えてしまう人も多いはず。
すでに友人との予定が入っていても、恋人から誘われるとデートに行ってしまうなど、恋愛関係を大切にするあまり、恋愛以外を疎かにしてしまう傾向にあります。
特徴2.極度に恋人の趣味嗜好に合わせる
ファッションやメイクの系統、言動などが恋人の好みにどんどん寄っていきます。
それは「愛される自分」になるための自分磨きが、いつの間にか「相手のためだけ」の自分磨きになっているからです。
愛されるためとはいえ、恋人が変わるたびにあなたの好みも大きく変わっていませんか?
恋愛依存の人は、恋人の趣味嗜好に合わせることで、恋人との関係を繋ぎとめようとしてしまいます。
特徴3.ネガティブな思い込みが激しい
恋愛依存の人は、恋人のちょっとした言動をネガティブに捉えがちです。
もしかすると自分に自信がないのかもしれません。
少しでも連絡が途絶えると、自分から気持ちが離れているのか不安になったり、帰りが遅いと浮気を疑ってしまったり…
このように恋人の言動による一喜一憂が激しいことは、恋愛依存の特徴です。
特徴4.恋人を束縛してしまう
恋人の予定を常に把握していたり、異性関係をブロックするなど、恋人を束縛してしまいます。
これは恋愛依存の人自身が恋人中心の生活を送るあまり、恋人にも同じ生活を求めるからです。
恋人にもっとかまってほしい、他の異性と遊ぶことにヤキモチを焼いてしまう……。
このように恋愛依存の人は、愛情の裏返しとして恋人を束縛している可能性が高いです。
恋愛体質や恋愛依存との向き合い方
もしかしてあなたは今「恋愛体質」や「恋愛依存」をやめたい、と思っていませんか?
しかし自分の性格を変えるのはとても難しく、「恋愛体質」や「恋愛依存」から抜け出すことも簡単ではありませんよね。
そこで今回は、「恋愛体質」や「恋愛依存」に当てはまる人が、恋愛を楽しむためのポイントを紹介します!
ぜひ参考にして、あなたの理想的な恋愛を叶えましょう!
向いているパートナーは?
「長続きする恋をしたい!」と考える恋愛体質や恋愛依存の人に、おすすめのパートナーを紹介します。
一度「保留」にしても好きだと思う人
素敵な人が現れた時に「好きかも!」と思っても、自分の気持ちを客観的に見つめる「保留」の時間を作ってみましょう!
「この人素敵だな」と感じても、それは「恋」ではないかもしれません。
直感で相手にアプローチできる積極性がある反面、時間が経つと実は一時の感情だったと気がつく可能性も……。
すぐに行動に移さず、一度「保留」にしてゆっくり自分の気持ちを確かめてみてください。
性格があまり似ていない人
似た性格同士よりも、異なっている性格同士の方が長続きする傾向にあると言えます。
恋人と長続きするポイントの一つに、自分が持っていないものをお互いに埋め合う「相補性の原理」というものがあります。
たとえば、あなたがテンションが高いタイプであれば、落ち着きのある人との恋愛は長続きしやすいかも。
二人に共通点があるほど盛り上がるかもしれませんが、自分と相手の違いにも注目してみてください。
以前からお互いを良く知っている人
学生のころからの友人など、何でも話せる関係の人と恋をするのもおすすめです!
以前からお互いを良く知っている人は恋愛対象に入らない!と思い込んでいませんか?
しかし、長続きする恋には「素の自分をさらけ出すこと」も大切です。
恋愛依存の人が恋人によって趣味嗜好を変えてしまうように、相手の言動に一喜一憂しやすいと本当の自分を抑え込んでしまいます。
素の自分を出せる相手を探してみてください!
愛され続ける恋愛、長続きする恋愛をするためには?
恋愛体質な人が短命な恋を繰り返してしまったり、恋愛依存の人が相手の言動にネガティブな思い込みをしやすかったり…
「どうすれば長続きするの?」「もっと愛されたい!」
このように今の恋愛が辛いと感じる人は、次の4つのポイントを参考にしてみてください!
恋人を客観視する意識を持つ
恋人を客観的に見ることで、相手の良い部分も悪い部分も理解しましょう!
嫌な部分や期待はずれがあっても、お互いが理解して受け入れたり、話し合うことで二人の関係はより良くなっていきます。
悪い部分が見えたときに「もっと他に素敵な人がいるかも!」と思うことや、そもそも相手に伝えられず我慢していませんか?
たくさんの恋愛よりも、客観的になることで目の前の恋愛や恋人と向き合い、大切にしましょう!
自分なりの恋愛ルールをつくる
あなたは自分なりの恋愛ルールを持っていますか?
「連絡や会う頻度」「相手のプライベートを聞きすぎない」など、自分なりの恋愛ルールを持っていると、軸のある恋愛ができるようになります。
あなたに軸ができることで相手の言動に振り回されることが減ったり、相手に尽くしすぎず思いやりのある対応も習慣化できます。
そのため、恋人も自分なりの恋愛ルールをもっているあなたを素敵だと感じるはずです!
恋人に期待しすぎない
恋人と長続きするためには、「幸せにしてほしい」と期待しすぎないことが大切です。
自分の「幸せ」は自分きっかけでつくるもの。
恋愛においては、恋人を「幸せにしたい」と行動することで、いつの間にかあなたも「嬉しい」とか「楽しい」と感じる機会が増えるはずです!
あなたが恋人に理想的な恋愛を求めて、期待はずれを作っていませんか?
お互いにお互いを幸せにしたいと思うことで、二人の理想的な恋愛を叶えましょう!
ドキドキするだけが恋愛でないと知る
片思いのドキドキ感や、付き合った直後の新鮮な気持ちだけが「恋」ではありません。
愛され続けて長続きする恋愛は、一緒にいてお互いが心地よく、安心感のある恋愛です。
恋愛体質な人は「恋愛」=「刺激」と捉えがちなので、ドキドキ感が減ると「もう好きではなくなった」と思ってしまいます。
しかし二人の関係が日常になるほどドキドキ感が減ってしまうのは当たり前です。
「冷めた」と「安心感」を間違えないように、自分の気持ちや恋人と向き合っていきましょう!
恋愛以外で大切にすることは?
好きな人がいて恋愛をしていると毎日が充実しますよね。
その反面で好き人がいないと寂しさを感じてしまうことも…
しかし、大切にするべきことは恋愛以外にもあります。
あなたの毎日を充実させるものを増やし、恋愛だけの生活からは抜け出しましょう!
自分を大切にして、自分に自信を持とう
まずは自分自身の気持ちを尊重することが大切です。
自分に自信がないと、自分を好きになってくれる人なら誰でも受け入れてしまいます。
こうして始まった恋愛では「別れるともう次の恋愛はないかも……」と思い、別れた後にまた寂しさを感じる原因に。
私たちは「自分<家族<恋人<友達<仕事」の順番で本音を隠してしまう傾向があるとも言われています。
少しずつ自分の考えや気持ちを正直に話せる場面を増やして、自分に自信をつけていきましょう!
相手の気持ちも適切な距離感で大切にできるようになるので、きっと素敵な出会いがあり、恋愛も上手くいくはずです!
健康的な生活を送ろう
規則正しい生活を送ることはもちろん、家族・友人との関係や趣味などにあてる時間も大切にしましょう。
恋愛をしているか否かに関係なく毎日が充実している人は、自分で自分を楽しませることができます。
新しい習い事をはじめたり、恋人がいても友人と遊ぶ予定も積極的に入れています。
このように一人でも有意義な時間を過ごせるようになると、自然に寂しさを感じることが減ります。
また健康的な生活を送ると、恋人に求めることや時間が減るので、恋愛にも良い効果があります!
仕事や勉強へも力を入れよう
仕事や勉強への意欲も持ち続けましょう。
仕事や勉強を楽しんで頑張っている人は、そのエネルギーを恋愛でもプラスのパワーとして発揮できます。
恋愛が上手くいっている時には仕事や勉強も頑張れるけど、恋愛で悩む時には仕事や勉強も上手くいかない…このような経験はありませんか?
実は逆もまた然りです!
今の仕事により前向きな姿勢で向き合ってみたり、必要な資格の勉強などに取り組んでみるのもいいですね!
まとめ
- 「恋愛体質」は、恋愛に積極的で、恋愛を楽しむ性格のことで、恋愛にのめり込みすぎなければ多くのメリットがある
- 「恋愛依存」は、恋人がいないと自分の生活が成り立たず、恋愛以外に楽しみを見いだせない状態のこと
- 恋愛体質や恋愛依存の人は、パートナー選びの工夫や長続きするためのポイント、恋愛以外も大切にすることで、理想的な恋愛を叶えられる